伊勢・志摩傷心?旅行(その1)

え〜、会社を辞めて有休消化中の自堕落な生活を送る毎日ですが、皆様は如何お過ごしでしょうか?

退院してお盆開けに出社して解雇通告を受けまして(実際は遠回しに「あなたの居場所はありませんよ、今なら自己都合の退職も受け入れてあげます」と言われてそれに従わざるを得なかった)、2日後に退職願を提出、身辺整理も済ませ有閑生活に突入しました。
その後、doru夫妻が転職激励(facebookは見てないらしく、話を持ってきた時には退院祝いのつもりだったらしい)の食事会に誘ってくれた。本当に感謝感激です、ただ、仕事見つからなかったり見つかった仕事先の都合(休日、給与)で今シーズンスキー場に行けない事態が発生しても許してねm(_ _)m。

そんなこんなで無職生活(一応有休と代休の消化中なんで11月12日まで籍は残ってるけど)を送ってる訳ですが、お袋が気を遣って旅行に誘ってくれました。当の本人はそれほど落ち込んでるような素振りは見せたつもりは無かったんですが、やっぱり心配なんですかねぇ。
日程は9月の平日4日5日、行き先はとりあえずお袋が旅行誌で見つけた答志島の宿、それ以外は何も考えてなかった様なので切符と宿以外のプランニングは私が。直前の日曜日である31日、宿が取れたということだったのでお出かけついでに近鉄名古屋駅に向かい切符の手配。まず、メインの切符として「まわりゃんせ」を確保。これだと伊勢、志摩地区への近鉄特急でのアプローチ、エリア内での三重交通バス、答志島への往復航路、観光地の入場券がセットになってるので便利。で、アプローチには「しまかぜ」に乗りたかったんだけどさすがに平日でも4日前では切符が取れず1本後の伊勢志摩ライナーを確保。

帰りは成り行きで現地購入にしようかなとも思ったけど、駅の空席表示を見ると5日の上りに空席がありそうだったので窓口で叩いて貰うと「空席あり」、これは当然「買い」でしょう!

で、当日4日雲行き怪しい中家を出て近鉄名古屋駅へ、若干早く着いたので乗りそびれた「しまかぜ」の入線時間に間に合う。

結構鉄分無さそうな人も写メ撮ったりして人気ですねぇ。
「しまかぜ」を見送ると乗る「伊勢志摩ライナー」が入線

今回はせっかくお袋と二人なのでツインシート

座った感じはシートピッチは充分あるし、クッションも上質なのでちょっと幅の狭い開放A寝台の座席状態ってとこでしょうか?実際A寝台を利用した事は無いけど(w。
電車が名古屋駅を出て地上に出ると窓に雨粒が、その時名古屋駅のホームに傘を忘れた事に気付くorz
1時間20分で伊勢市駅に到着、雨は強くなったり弱くなったりで止む事は無く仕方なく外宮への参道のお店で300円のビニールカッパを購入、ついでに昼食を済ませて外宮へ

式年遷宮が昨年あった為、本殿、別宮とも旧社殿跡の整理中

正宮、多賀宮、土宮、風宮を回ってせんぐう館へ、お袋は興味無いようなので隣接の休憩所で一服、その間に見学。せんぐう館ができて以来、正月の初詣ツアーでは必ず寄っているんだけどご来光便のフェリーの時間の関係で30分程しか時間が取れないので、今回はたっぷり1時間半堪能させてもらいました。

せんぐう館にいる間雨足がひどくなったようだけど、せんぐう館を出て内宮行きのバス停に向かうにつれて雨足は弱まり、内宮に着いた時には傘が必要ない位まで天気は回復。

多少ぱらついたりはしたものの無事参拝できた。
内宮の後はお約束でおかげ横丁赤福へ、普段真冬にしか行かないので初体験の赤福氷を

抹茶の蜜もいい物使ってるのかな?くどくなくて美味しかった。
時間は4時を回り横丁の店は早々に店じまいの様相を示してたので、横丁見学はサラッと流してバスで宇治山田を経由して鳥羽へ。鳥羽駅名古屋駅に起き忘れた傘の確認をしたら確保されているとの事だったので、鳥羽駅に送ってもらい翌日引き取る事に。大判のそこそこの値段で買った傘なので諦めなくて良かった。
駅から10分程歩いた先のフェリーターミナルから答志島行きの連絡船で答志島の桃取へ

鳥羽に着いた時点で連絡を入れておいたので島に着くと宿のおかみさんが車で迎えにきてくれた。
宿は桃取松家さん。お袋は雑誌で「鮑がすごく美味しそうだったから」という理由でこの宿を選んで9,800円のあわびコースにしたんだけど、中々値段以上の夕食でした

あわびは刺身、残酷焼、茶わん蒸しの具、天麩羅のタネの一つとこれでもかってくらい出てくるし、生の蝦蛄の刺身は初めて

十分堪能させていただきました。

つづく(と思う)