おんたけポールキャンプ

19、20と県の強豪クラブリベルテの杉浦さん主催のポールキャンプに参加してきました。
ゲストコーチはオガサカの田島あずみ氏に社員選手で今期FEC総合3位SG1位の清水大選手、お手本としてトレーニング参加してくれた高速系の得意な国学院大の飯塚奈歩選手。
初日は快晴の中SL、手持ちのポールををフルに使った40旗門+αのロングポールのセットと、球場の応援で使うプラスチックのバットを改造したショートポールの2セット。最近はコーチングスタッフがポール立ててくれてインスペクションがてらのデラ掛けくらいしかやってないのでポールや硫安担いでセットの手伝いするのっていつ以来だろうか?

課題はライン取り、当たり前だけどポールをクリアする時にはターンが終ってるようラインを上げる事、そのためにはスムーズなハンドワーク(ストックワークとポールをヒットする動作)を洗練させる点を重点的にチェック。ポールに当たる動作が腕を伸ばしてポールを迎えにいってるのをダメ出しされる。結局手が前に出てポールを迎えにいっちゃうと体が回るし次にストックを突くために2アクションかかってしまうし理想の場所に突けない。ただ、いきなり手の位置を体に近づけるのって恐いね。むしろ別に無くても顔面ヒットした事なかったからこれまでフェイスガード無しでやってきたし、それで大丈夫だと思ってたから結構不安。いざやってみたら顔面ヒットは無くてよかったけど難しいね、特に午後、コースが荒れてきてポールのインに対して中途半端なライン取りになると余計に腕を伸ばして迎えにいきたくなるし…。あとポール際で「くるん」と回ってスムーズなターンではない点も注意された。
今回コーチ陣がオガサカからの派遣って事で当然試乗スキーも用意してくれてたので「SL」(セカンドモデルは「S」)の165cm履いたけど自分の板と比較して劇的な差異は判らなかったなぁ。

一応前の週の金子キャンプで指摘されてた脚の運動以外無駄にバタバタしないよう意識はしてたんだけど、夜撮ってもらったビデオを見たらせせこましいこと(w、トータルでは状態や腕の動きの無駄は減ってるんだけど少しでもバランスに不安を感じたり「スキーが回ってくれないんじゃないか?」って不安を感じるとダブルストックでごまかそうとするから余計にひどい。ダブルストックはコブでも咄嗟に出ちゃうからなんとかしないと。
2日目は、今にも雨が降りそうな天気の中GS。ポールに入る前のフリーを終えてリフトで板を見ると違和感が、スタートで見てみると

くぱぁ
こないだ剥離して修理してもらったところがまた剥離してる!。
傷を悪化させないよう極力試乗スキーで回す事にしてまず選んだのがR>35の190cm。先シーズン1回履いた時には無理!って感じだったけど2月にアルコピアでHEADの195cmをフリーで履いたらそれほどでもなかったので「イケるかな?」と思ったんだけどダメっだった、外スキーが全然インに入ってこなくて真っ直ぐ行っちゃう。次にR>30の183cmを履いたら今の自分のR>27と変わらない感覚でイケる。Rの緩さと板の短さでプラマイゼロって感じかな。
GSのトレーニングテーマもライン取り、ラインを上に上げてポールの際ではターンが終ってるようにという当たり前の事、まぁ指摘されるって事は本人が思ってる以上に中々出来てないって事ですね。

動画は午前中一旦自分の板に戻した時のもの、まだコチョコチョやってるけど腕とか上体の無駄な動きは減ったんじゃないかな?
午後は空いてる試乗スキーがR>35の190cmしかなかったのでダメ元でリベンジ、午前中清水選手のアドバイスで「R>35は反応も鈍いからラインを上げて速いタイミングでジワッと仕掛けないとダメ」ってアドバイスを自分なりに実践して「谷回りから弧を描く意識」でポールに入ったらちゃんと外スキーがインに入ってくれるようになった、成程ね。
コレ書いてからどこかで同じような感覚の開眼した経験があったような気がして思い出してみたら、そう知人のランエボで舗装のタイトコーナーをアンダー出さずにクリア出来た時の感覚だ!。いくら進入でグッとブレーキ掛けてスッとステアリング切ってもド・アンダーしか出なかったのを「これでもか!」ってくらい早いタイミングでターンイン始めてガバッとアクセル踏んだらキレイにゼロカウンターのドリフト状態で抜けられた時とおんなじ感覚だわ。
R>35は高鷲とかたいらだとボロボロだろうけど、コツを掴めばほおのきやおんたけあたりなら面白いかな?。ただ、同じ年齢クラスの選手がR>27、R>30だとシビアなだけに勝負は難しいだろうから購入対象としてはどうだろう?
午後のトレーニングまで一応天気は持ち、気温も上がらなかったのでバーンの弛みも最小限で良いトレーニングになりました。