'11 SALOMON GS-Lab 188cm

え〜、ごく一部の方を除いて「今年も古い板で頑張らないと」とかいろいろ煙幕張ってましたが、先日の日記の通り今シーズンようやくR>27の板にマテリアルチェンジしました。ついでに言うと今回デビューのワンピもこの時に決めちゃってました。ウェアの方は納期が遅れてS女史とA立氏の手を煩わす事になり手許に届いたのは年明けてからでしたが。
それにしても先代の'07Doberman GSR(R>21)をシーズン途中に買った次のオフシーズン、FISレギュレーションがR>21からR>27へ移行し、今回も購入伝票にサインした後、猶予はあるもののR>27からR>35への移行の決定となんだかなぁ(´・ω・`)

ずーっとサロモンやアトミックには否定的で男は黙ってサンドイッチの平板的な感覚だったんだけど2シーズン前の試乗会でPowerline(D2)系のフィーリングにやられちゃいました。本来なら'10モデルのアトミック191cmを買う気満々でしたが、その後会社の業績悪化による週休3日制とボーナスカットにより諦める事に。

月日は流れて確か4月に高鷲のファイナルレースを申し込みに行った時、控えめに陳列してあったコイツを見つけたのが運の尽き、キャンセル品で既にソール長305mmでビス穴をあけちゃった後の品物という事で社長から「若干安くするよ」との悪魔のささやきにとりあえず「よけておいてください」とお願いする。正式に伝票を切ってもらったのはシーズンインの引き取り時の金策に目処がついた6月、ネットオークションと違ってこういう融通が利くので助かる。

基本仕様は

ビンディング X16
リフター 前後とも3mm
ベースエッジ 0.7°
サイドエッジ 87°
ストラクチャー ウェーブ

オフセットを調整できるギミックとか、金属パーツの比率が高くてステップイン時のがっちり感とかを考えるとX20に興味津々だったんだけど値段がごつすぎて却下(w、リフターに関しては本来3mm付けるとレギュレーションの50mmをギリギリ0.3mm超えちゃうんだけどマテリアルコントロールがあるレース自体縁が無いからまぁいいか国体への道は今年も閉ざされたままでしたし)、エッジやストラクチャーは前の板と同じ仕様、サイドが鋭角過ぎかな?と思いつつもこれまで問題なかったのでそのまま87°で決定。

やっとこさ金策(wがついて板を引き取りに行ったのが12/18、家に着いて袋から取り出した時にリフタープレートがついていない事に気付いてそのまま店にお帰りに、ようやくリフターが付いて手許に来たのが12/23、そこからベースを作り始めてこの日この日この日に履いて足慣らしして本番に臨んだ。型落ちモデルだしテスターがσ(^^)なのであまり意味ないけどインプレッションを挙げるとすると

  • 試乗で'10モデルのサロモン、アトミックを履いた時に感じたオートマチック感は薄いような?

試乗の時は特に「乗り込む」様な意識をしなくてもスッとターンインしたような印象があったけど、コイツは一応きちんとポジションを意識しないと曲がり出さない感覚が少しあるような気がする。周りでも結構'10モデルに飛びついた人がいたけど当初「曲がりすぎる」って事で苦労している声も聞いたしその辺が'11モデルに反映されたのか?それとも記憶が美化されただけなのか?、カタログを見る限り186cmと188cmだと内部構造が微妙に違うようなのでそのあたりが出たのか?(でも'10モデルのアトミック191cmは'10サロモンの186cmに近いフィーリングに感じたんだが)

  • Rが緩い(確かカタログ外の190cmだったか191cmより緩い28.9m)分、撓ませて弧を作っていく感覚が強い

これまでR>27の板を所有して履いた事が無いからそういう印象が強いのかな?、ただ弧を作る事がうまくいった時のキレ感はかなり良い感じ。
あと、Rが緩くて寸胴なせいか、これまで履いてたR>21と比べてもずらしも容易な気もする。
実戦的にはタイム差、順位ともに大きな変動は無かったから問題は無いかな?ただ、通常のほおのきとくらべて今回はバーンが軟らかかったからもっと締まったバーンでどうなるか楽しみではある。

ちなみにこの日こんなこともやってみたけど違和感無く滑っちゃう私は相当テスターとして問題はあると思いますので話半分でお願いします