全日本マスターズ予選、国体予選

いよいよ今シーズンのレースが始まった。
金曜日の23時過ぎ雨の中自宅を出発、途中睡魔に耐えきれず白川の道の駅の駐車場で仮眠したりしながら4時前にスキー場に到着、そのまま朝まで仮眠する。
天候は雪が降ったり止んだり、気温は0℃前後と暖かい。まず、初日の土曜日はマスターズ予選、ここのところ本選会場が遠く本選参加は眼中になかったので昨年は予選自体スキップしたが今年は国体予選前の足慣らしとしてエントリーすることに。
ほおのき自体へは今シーズン初めてなのでは外装リニューアルしたスタートハウスも初対面

当初のタイムスケジュール通りインスペクション、コースは軟らかい、ゼッケンが156番なのでコースの荒れが心配。セットは廊下の飛び出しがいつもと違い一旦横に振った後フォールラインに向けて直滑降で落とすセット。
「年寄り殺す気か!!」と一瞬思ったが雪質的にスピードが出なくてそれほど危なくないんだろうと予想。
インスペクションの後、クラブの準指受験生&そのサポート部隊にご挨拶してからアップバーンのセットを2本練習。荒れてない1本目は調子いいんだけどちょっと荒れ始めただけではちゃめちゃに orz
スタートに戻り本番用スキーを履いてリフト1本フリーで滑る。

いよいよコイツのレースデビュー、アップ用の元勝負板から履き替えても特に違和感は無い。
スタート脇にクラブの応援隊がカメラを構えていたので否応無しに気合いが入る。いつものルーチンでスタート台に立ち、スタート。
いきなりストックの突き方が不味かったのか空振り気味になりバランスを崩しながらスタート、コース前半はやらかし度合いも含めていつもと同じ程度?、廊下はワックスが合ったのか走らない雪の割には引っ掛かりは少なかったような気がする。廊下から急斜面に飛び出して最初に目に飛び込んだのはコースアウトした前ゼッケンの選手、インスペクションの時危惧した直滑降セットは予想通り難なく下のターンに繋ぐ事が出来た。コースの荒れも思ったよりひどくない。ゴール時点で6人滑って3番手、後続に抜かれて最終的にはかろうじてスコアボードに残る6位で確定、とりあえず結果が残せてほっとした(最終的ななリザルトはこちら)。
午後はクラブの連中と行動を共にする、内容は緩斜面でひたすら内主導。191cmのGS板(R>21規定の板だけど実測値はR=27に限りなく近い)でやるもんじゃないな(w

4時から翌日分の選手会に出た後、一旦高山に降りて夕食、その後平湯に向かう。ほおのきから上は路面上全面冠雪しているものの気温が峠で-2℃、タイヤがヌルヌル滑りっぱなし。
平湯の森で入浴、その後クラブ員の泊まっている宿に襲撃してからスキー場に戻り車中泊。寒さは問題なかったものの今シーズン初の車中フル1泊(早朝着の仮眠は何度かあったけど)、ポジションが落ち着かず寝不足の状態で朝を迎えた。

前夜降っていた雪は止んでいて、うっすらもやがかかった状態、荷物をスタートに上げ下を見ると雲海が広がっている。

「幻想的だなぁ」などと思いつつインスペクション開始まで時間があるのでフリーで降りていくと

前見えねぇ
そらそうだ、コースの途中からどう見てもスタートから見た雲海に突っ込んでるもん(w、このガス昼過ぎまで上がったり下がったりで成年Cはほぼ視界クリアだったものの成年Aから少年にかけては2旗門先がやっとの状態、視界が奪われるのに弱いので成年Aの視界だったらDSしてたかも?
コース幅すら判らないので消化不良のまま再度スタートに上がってインスペクション。昨日に比べれば新雪を気にする必要はないものの通常のほおのきのバーンと比べたら軟らかい、セットはスルーゲートが廊下までの前半に2ヶ所で後半に無い以外はありきたりなセット、特にビビる事もなさそう。

いつも通りインスペクションのあとそのままアップバーンのポールで調整、前日に比べてスタート順が早いので2本滑るが、2本目コースの荒れにはじかれて完走できず後味の悪いままスタートへ、また前日同様本番用スキーでフリー1本、こちらも研修会やら岐阜県の技術選やらでバーンが混んでて中途半端な1本に、「ろくな事ねぇな」と思いつつリフトに乗るといきなり同乗したS選手にいきなり「ブログ見てますよ」と話しかけられびっくり、県連の大会で何度も顔を合わせているとはいえこれまで言葉を交わした事なかった方だけになおさらびっくり!。だってこれまで自分で吹聴した人以外からそんなこと言われた事なかったから思わず動揺が本番の滑りに出ちゃった(大嘘。一応出たレース名はタイトル、本文中にあるから検索すればヒットするだろうし他にも見てるひといるんだろうか?

今回スタート順は前年の成年C9番目から大きく下がって38番目(DS含む)、それでも女子が少ないのでゼッケンは75とバーンの状況と合わせても前日よりは良い条件で滑れそうな状況。
いざスタートすると前半はいつもなら気にならない程度の溝とケンカしちゃってタイムロス、廊下から飛び出した次の旗門で大きく膨らんで修正に脚を使い切ってしまい後半ヘロヘロでやっとこさゴール、トップから5秒差の26位は国体予選としては定位置ってところでしょうか?(最終的なリザルトはこちら)。
レース終了後は昼食をはさみつつ2時半くらいまでフリーをしてから、宿儺の湯で入浴後、小坂の「はとや」で毎度のホルモンを土産に買って帰宅。

来週はレースが無いけど再来週のB級マスターズに向けてどこかで練習しに行こうかな