入院2日目(採取日)

しつこいようですが注意
骨髄バンクを介したドナー行為に関しては守秘義務規定があって、具体的に「○月×日、△病院で骨髄採取しました」の様に提供行為を具体的に公表する事は禁じられています(ドナーとレシピエントの関係を辿って悪用する輩が出てこないとは限らない為)。この為採取近辺の日付等についてはある程度ぼやかして表現します。文面、画像等により日時、場所等が特定できる可能性があったとしても生ぬるくスルーしてやってくださいm(_ _)m

いよいよ採取日
6時に目が覚める、窓から日の出が見えて幸先が良い

8時にシャワーを浴び8時50分看護士さんの先導で歩いて手術室へ
手術室のベッドに寝かされ点滴やら心電図やら血圧計を装着されると緊張感max、脂汗がにじみ出てきているのが判る。
マスクをあてがわれ「これから点滴で眠くなる薬を入れますね」との声のあと暫くして視界が歪んできたなと感じた瞬間…zzzz
気がつくと回復室に移され採取終了、手術スタッフによると12時過ぎらしい。ほんっとにすっと意識が回復するんだと感心してたら猛烈な吐き気が、
前夜から絶食していたので何も吐く物が胃に残っていない中、かろうじて少しの胃液を吐いたら少し楽になって落ち着いた段階でストレッチャーに乗って病室へ。
危惧してた穿刺の痛みは全然なし、のどは若干痛くてガサガサする。ところが微妙な吐き気と脂汗が出るようなじわーっと来る暑さが断続的に来る、麻酔の副作用なのか外傷性ショックなのか結構しんどい。一応昼食も用意されてたみたいだけど中身も確認せずにパス。
14時くらいに点滴のうち自己血の輸血が空になって代わりに抗生物質へ交換(輸液は継続)。15時前に酸素吸入のチューブが外れたので食堂の自販機までペットボトルを買いに行くと見舞いに来た母とバッタリ、
後で聞いたら姿を発見した時顔面蒼白だったそうだ。暫く病室で話していたらある程度回復した。入院前は「好きで志願しているんだし体大丈夫でしょ」と言いつつも見舞いに来てくれた母に感謝。
その後も度々軽い吐き気が続く中コーディネーターさんや担当の先生が訪れ、胸と鼠蹊部に貼ってあった手術中の床ずれ防止用粘着シートを外す。至る所体毛を巻き込んでいたのでここまでで一番痛かった(>_<)
ちなみに導尿カテーテルは使用しなかったみたいで、意識回復後最初のトイレも恐る恐るしてみたら全然痛くなかった。
昼食をパスして、お菓子とかも摂らなかったので夕食がほぼ1日ぶりの固形物、メニューは鰻巻き卵、鶏肉と大根の含め煮、春雨サラダ。

吐き気がおさまっていたタイミングだったので完食。
食後の体温を測ると37.1℃、わりと低体温体質なので微熱もあるようだ。
徐々に吐き気の度合いも頻度も軽くなってきたので、差入れのお菓子を食べながらテレビを見たり、携帯で掲示板見たりして就寝、
但し点滴がまだ取れなくてトイレが近いのが難点(柵またいでベッド降りるのが面倒だし)

話のヤマ場は過ぎたけどもう少し続く