県アルペン選手権

3/19、3/20にあった県アルペン選手権は、おなじみのほおのきではなく富山のたいら、初めて行くスキー場
ペアリフト3基のみのこじんまりとしたスキー場でした。リフトも2日券で4,000円(県連優待価格)と格安
でもさすがにこの状況、個人的な気持ちで止めたのか、仕事的に忙しくなってしまったのかDS者が多い。
トップの標高がほおのきのボトムより低い

雪質は朝一こそパックバーンだったもののすぐに緩んでこれまで経験した事ないいや〜な引っかかりのある雪
強いて言えば今は亡きAraiの3月上旬のボトムか?これがワックスのドミネーターあたりが言っている「塩分を含んだ雪」なのかな?
GSコースのレイアウトはスタートから3旗門ほど緩斜面

その後急斜面に入り



技術選かテク・クラのナチュラルバーン種目じゃありません(w
ちなみにポールを撤収した翌日急斜を下から見るとこんな感じ

急斜面が終わると緩斜面で90°回り込む感じで

最後中斜面でフィニッシュ

前半の急斜面がタフな感じです。ちなみにラップ(高校生)で1分00秒台だったので全長自体はほおのきよりも短い様です。
気温がみるみる上がりインスペクション時からコースが荒れる事必至、いや〜な気持ちのまま1本目スタート
案の定急斜面のポール際に穴が、もうビビりまくり、こうなるとタイムも出る訳なく21位と撃沈、当然15位のリバーススタートにも及ばずorz。
2本目、気温はもっと上昇し、おまけに1本目の11番スタートから21番スタートへの降格、テンション下がりまくり
しかし急斜面は下手なりにマシな出来で緩斜面に進入、そこで大した事ない溝に気を取られてラインが膨らみ万事休す、コースアウトは免れたものの緩斜面でライン外のぐさぐさに嵌ってしまえば当然失速という訳で24位 orz
レースが終わってフリーをやるにもケガしそうな雪なので早々に撤収、やる事が無いので山の反対の城端へちょっと散歩

城端駅:いい雰囲気の田舎駅

○フレだと?(城端駅近くに合った看板)
このあと平地区の外れにある温泉ゆー楽(ゆーら)で閉館まで時間を潰し、スキー場の駐車場で車中泊
今回は中七同様SL、GS各2セット計4セット板を持ち込んでいるので、車内を対角線に体を伸ばす「ダイヤゴナル車中泊」。これ体は一番伸びるけど、枕を工夫しないと首が結構キツいのと、一回足を伸ばすと姿勢を変えるのが面倒で携帯取るのも大変。でも一応冬用シュラフなんで明け方車内気温5℃でもなんとかなるから避難生活している人に比べれば全然苦行でもないんだろうなぁ。

で、明けて日曜日はSL、コースは中間の緩斜面から3旗門程度で最後の中斜面に落とす斜面としてはイージーな構成、しかし前日同様気温が上昇してバーンは厳しい状況になりそう、また、放送が入り1本目に関してはスノーセメントを使用するとのこと。

朝一、バーンが締まっている間にアップ用スキーでフリー、スキー場の規模の問題もあってほおのきほどきれいにピステンが掛かっている訳ではなく、所々細かい凹凸が残っていて板がブレるが前後バランスがめろめろでターンにならない。正直「ヤバい」と思ったが内心「もう少し気温が上がって緩めば完走くらいは」との希望的観測もあった。実際、1本目インスペクション前あたりには一応さまにはなってきたし…。
1本目スノーセメントが逆に仇となりスタートする頃にはスノーセメントを撒いた部分が割れて穴になってしまいおっかなびっくりでゴール。
ゴールすると先にゴールした人から「最終旗門間違えてた」との指摘、本人記憶に無いけど「あ〜あやっちゃった」と思い撤収準備しようとしている間に公式計時の発表、失格者のリストに名前無し、ゾンビのごとく20位で2本目に。
さすがに1本目の様子を見て2本目はスノーセメント投入は無くなり旗門員、コース係のコース整備に期待をかけるのみ。掘れが素直になってバンクこぶみたくなってくれている事を期待してスタート。案の定1本目の様ないやらしい穴が少なかったのは助かったがポールに当たるたびにしなったポールから飛んだ水滴がゴーグルに付いて視界を遮り危ない場面もあったものの何とかゴール。最終的に2本目出走24人、完走16人、DF7人、失格1人のサバイバルゲームと化し、何とか生き残った自分は9位というシングル順位、まぁ時期が時期だし、周りの自爆の結果なんで手放しでは喜べませんが、バンクこぶを見つけては遊び半分で滑っていたのが役に立ったなぁと思う。

それにしても前回の「ほおのき」にしろ今回の「たいら」にしろ大会関係者以外のスキーヤー、ボーダーの少ない事!
確かに傍から見れば「お遊び」であり不謹慎だけど自粛自粛ではスキー場がこのままだと干上がってしまう、スキー場関係者に罪は無いのだからある程度スキー場に行って経済を回す事も必要だなと思う。
と言う訳で今週末の最終レースも気合い入れていきます。