金子キャンプ

例年行われてるクラブの行事、レースの日程が被ってたり、お金が無かったりで最近ご無沙汰でしたが、日程の方は最近県連のレースがB級やFISに追いやられて繰り上がったのでクリア、お金の方は2月に試験勉強と称してお休みしたのと週休三日が無くなって若干手取りが回復したのでなんとか行けるようになり参加を決定。今回は宿(勿論金甚)へ前泊込みの1.5泊運転手付きという贅沢な()日程。そういえば今シーズン初めてお金払ってスキー教えてもらうことになるな(w
今回、どの板を持っていこうかと検討するに辺り、まずキャンプ幹事のS女史に相談、答えは
「金子さんは、大回り、小回りはまんべんなくレッスンしてくれますが、年によっては、大回りに重点を置く時もあります。多分、時期が時期だけに、不整地になりやすいゲレンデ状況だと思います。まぁ、直前にゲレンデ状況は確認しますよ」
念には念を入れてクラブの大御所Mさんに聞くと
「顰蹙を買う程上手い人はいないです。フラストレーションは楽しみに変えましょう(^O^)」
まぁ金子さんが講師だしその辺りは考慮してくれるでしょうと勝手に判断してGS本番板(188cm、R28.9m)にお古の練習用ワンピ、お古の練習用GSストック(125cm)で出陣する事に(この方が意思表示的に分かりやすいし)
21時瀬戸集合で金甚到着はAM1時、2時くらいまでだべって就寝。
翌日、天気は雪、ガス、たまに晴れと4月とは思えないコンディション、積雪も十分、おまけに黄砂がまだ降っていないので雪もきれいで滑走性も問題無し。惜しむらくは動いてるリフトがゴンドラと観光ホテルのフードクワッド1本のみ、チャンピオンなんて余裕で雪あるのに勿体ない(´・ω・`)。
写真撮ってるヒマが無かったのでレッスンの様子はこちらをどうぞ
レッスンは金子さんがイグザミナーを卒業したからなのか、ウチのクラブのレベルを見ての判断なのか、参加してなかったから知らないここ数年のお約束のパターンなのか「谷回りの連続」だとか「内脚主導」とか教程系の内容は一切なし、シンプルに「運動の向き」「スキーに重みを乗せていく運動」がテーマ。
内向、外向無理に意識する必要無し、スキーに真っ直ぐ向いていればスキーは進行するから自然な外向傾は無意識に出来ている
もっと切り替えから積極的に沈み込んで板に荷重を乗せる
間違って解釈してたら指摘してね
最初みんなに気兼ねして中途半端にRの小さいデモ板の弧に合わせてバラバラな滑りでいいとこ無しだったけど、金子さんが板の差をさっ引いて見てくれているのを理解してみんなと同じテーマながら板の性能に合わせた運動に変えたらそこそこ褒めてくれる程度まで消化できた。
特に2番目は最初タイミングに悪戦苦闘したけど、コツを掴むとスピードが乗らずに板を曲げづらい領域でもターンインが楽になった。
午後はショートターンも交えてのレッスン、金子さんより「長い板で大変だろうけどやってみてね」と気遣いを貰い、周りもニヤニヤという雰囲気
でも残念だったねぇ(w、長いGS板でのウェーデルン系のショートターン、得意だし大好きなんだよね。レース前のポジションチェックでしょっちゅうやってるし、今日日のGS板ってしなやかだから撓んだ板の返りを使ってグイングインいくのって気持ちいい
昔、205cmのSL板を振り回してたオールドレーサーを舐めちゃイケませんぜ(w
自分で言うのも何だけど縦の動きのショートターン、今回のメンバーでは一番上手かったと思うぞ( ̄ー ̄)vさすがに横軸の動きのショートターンは少々厳しかったですが(^^ゞ
夜は飲みながらのスキー談義、ラウンジでの金子さんを交えての一次会までは参加したものの殆ど日本酒とワインだったので二次会まで持たずにダウンzzz

日曜日はどピーカン

テーマは土曜日からの継続で溝コブやバリエーションを交えて。シュテムなんて準指受験以来だから10年以上やっていなかったような(w
今回いろいろと矯正して今シーズン成果を試すレースがもう無いのが残念なくらい調子良くなった気がする。

しかし近年の準指合格組、金子さんも言ってたけど内傾角作りと谷回りから谷回りへの切り替えに固まっちゃってホント動けてないと思う。去年のマイアで僕も危惧してた通りだったんじゃないかな、今年受かった人はまだしも前年度以前に受かった人が準指受験のテクニックの伝授者へと凝り固まって技術の視野が狭まってたんじゃないかな?、今回のレッスンで目覚めてくれればいいけど。