東海マスターズ

前回書いたように本来なら仕事の為レースには出られない筈だったんだけど、職人さんも年度末でややこしい事になりたくなかったのか気合いが入って工事日程を前倒しに終了する事ができた為、急遽日曜日のみ参加出来る事に。ただ、天気予報では日曜日はどうみても標高の高いほおのきでもは確実、下手すれば土砂降りに強風の大荒れもありうる最悪の予報。否応無しにテンションは低い。おまけに行けるなんて思ってなかったので、板にもパラフィン系のワックスしか入れてなくてフッ素系のレーシングワックス掛けなきゃいけない。急遽仕事から帰宅後(それでも22時回ってた)ワクシングとスクレイピングする。雨の中インスペクション用の板回収するのも面倒なので今回は本番用板1本のみ持っていく事にして3時半まで仮眠。
ところで高フッ素のレーシングワックスって持続距離どれくらいなんだろう?以外と具体的なデータ無いよね?
東海北陸道経由でほおのきに向かう間、雨足は強くなったり弱くなったりで止む事はなさそう。7時前にほおのきに着いて受付を済ませ準備に取り掛かる、いつもベースにしている白樺ではみんな割と本気で「中止でいいよ」みたいな会話ばかりで中には本当にDS決めて帰りモードのシニアもちらほら、そんな中鹿島槍仲屋のおとうさんも今回他の大町SCのメンバーが都合つかない中独りで参戦、頭が上がりません。
それでもリフトが動き始めてインスペクションが始まるまでにリフト2本フリー、昨年もこの大会雨で対策しなかったのでずぶぬれになり、翌週の金子キャンプに向けて購入したまともなレインウェアおかげで意外と中は無事、でも手袋は未対策の春グローブであっという間にずぶぬれになっちゃたのでこのフリーの後インスペクションしたら本番ギリギリまでそう思って上がったら結構待ったけどね白樺で待機

どうみても雨です…
45歳以上のクラスが始まりタイムを聞いてると1分10秒台が出てる、予想外の速さにちょっとビビる。いざスタートすると意外と荒れてないし、水が浮いて止まるんじゃないかと思った廊下もライン上は氷の上みたいに硬くて滑走性も高い、ただ廊下を出てからは腰が引け気味でインに寄れず、???な感じでゴール、タイムもトップから6秒差の9位と撃沈。
今回、昨年と同様第8回にちなんで8位に飛び賞が設定されている。1本目の8位とのタイム差は約2秒、誰か1人とべば昨年同様飛び賞Get、結構チャンスかも?
2本目、廊下の出口はまっすぐ斜度変化に突っ込むセット。いつもだったらイヤ〜な感じだけどここまで4週連続でおんたけ2240のレースセンターでウェーブをこなしてきたから全然平気(w。いざスタートして廊下の出口までは普通にこなせたんだけどその先の中斜面、硫安撒きの細かいカタカタにやられて情けない滑りでゴール。タイムボードを見るとボードの一番下に名前が残ってる?、しばらくして事情が把握出来た。自分より上の3人がトンだから8位すっ飛ばして6位になっちゃった!
昔、同じようなパターン(その時はDFではなく純粋にタイムアップだったけど)でハワイ往復航空券逃した事あるんだよね、まぁそんなもんか。

2本目は中日スキーの方々にウェアを下ろしてもらえたので、ゴール時点でスキーは終了。去年のように忘れ物もなく、温泉によって帰宅ということで締めたかったんだけどこの後一波乱が…。

閉会式を終えてさっさと撤収の途につき、麓まで降りた時点で雨が上がったのに「ちっ」と独り毒づき、いつもなら清水の湯に寄るところ気分を換えて新日和田トンネルをくぐって馬瀬の美輝の里へ行く事にし温泉に浸かるまでは良かった。新日和田トンネル抜けてR257から別れる辺りから通行止って文字はちらちら見えてはいた。ただ但し書きに豪雨の為とあったので既に雨が上がって2時間以上経過してるしっておごりもあり、美輝の里を出たあと通常使用してる岩屋ダム経由の県道を進む事にする。美輝の里からほどなく規制ゲートがあったが開いた状態だったのでそのまま通過、15km以上ある岩屋ダムサイトを抜けあとすこしでささゆりトンネルの分岐ってところで…

通行可じゃねーよ
仕方なくUターンして馬瀬大橋まで戻りr86から明宝小川に抜けようとした。途中1台ライトバンとすれ違ったので安心してたら、こちらも小川の集落に入る直前のゲートが閉鎖!、夕闇迫る中再度Uターンして馬瀬側のゲートに向かおうとした矢先、先程のライトバンが戻ってきた。どうやら道路の管理関係者だったらしく「どうやって入ってきたの」と聞かれたので「馬瀬側のゲートから」と答えたら怪訝な顔をしたあと「これからこちらのゲートを開けるけどこっちから出る?」と聞かれたので「お願いします」と答えてなんとか閉鎖エリアから出る事ができた。馬瀬側のゲートを入ってすぐのところに水門があってそこに車が1台停まってたから多分水門の様子を見にきた係員がゲートを一時的に開けてたところにたまたま通りかかって入っちゃったんだろうな、多分あのまま馬瀬側のゲートまで戻っても閉じこめられてた可能性が高い、ヤバかった(汗。
小川の集落から先も明宝までは小川峠を越えなければならない

通行止は無かったもののヘロヘロになっての帰宅となりました。
気を付けろ 開いてるゲートの 甘い誘惑